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カルチョ通信

セリエAの歴史:1909/1910年

このシーズンより、イタリアのサッカーは現在の仕組みと似たようなものになってきました。

●Seconda categoria(セコンダ・カテゴリア:2番目のリーグ)ができ、初めてリーグとリーグのチームの入れ替えが行なわれました。

●以前と違って、ホームゲームとアウエーゲームが行われるようにもなりました。

1909/1910シーズンはインテルとプロ・ヴェルチェッリが最後まで優勝をかけて争いました。他のチームはこの2チームに全くかないませんでした。



シーズンの終わりに、この2チームは同じポイントでランキングに並び、追加の試合が行われました。

そこでセリエA協会は大きなミスをおかしたのです。試合の予定日はイタリア選抜チームの試合と同じ日にしてしまったのです。

プロ・ヴェルチェッリの多くの選手は選抜に選ばれ、当然試合に出られません。プロ・ヴェルチェッリの会長が試合の日時の変更を主張しましたが、協会はきょひしました。

抗議行動として、レギュラーメンバーを外し、会長は11歳くらいの若い選手たちをスタメンにしました。

当然優勝チームはインテルになりました。


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